IASのモバイルアプリ内広告、計測対象が大幅に拡大
広告業界の透明性を高め、デジタル広告の効果を最大するテクノロジ-とデータをグローバルに提供するIntegral Ad Science(本社:米国ニューヨーク、CEO:リサ・アッツシュナイダー / 日本オフィス:東京都千代田区、マネージングダイレクター:藤中太郎、以下 IAS)は、米国時間2019年8月16日、GoogleのIAB Tech LabのOpen Measurement Software Development Kit (以下OM SDK) とのインテグレーションより、アプリ内広告のビューアビリティ計測がより簡単に、より広範囲に実施できるようになったことを発表しました。
OM SDKのインテグレーションにより、Google Mobile Ads (GMA) SDKとInteractive Mobile As (IMA) SDKの両方で、IASのビューアビリティ計測をご利用いただけるようになりました。このことにより、モバイルアプリ内広告にけるビューアビリティが計測の対象が拡がり、AdMobおよびGoogle Ad Managerのディスプレイ広告と動画広告の85%超が計測可能となりました。
ディスプレイ広告でIASのシングルタグソリューションをすでにご利用のお客様は、モバイルアプリ向けに別途インテグレーションすることなくOMSDKでの計測をご利用いただけます。動画広告でも、これまでのインテグレーション方法で計測が可能です。
■ Open Measurement Software Development Kit (OM SDK) とは
IAB Technology LaboratoryとOpen Measurement Working Groupによるオープン メジャーメント イニシアチブは、モバイルアプリ事業者が広告主向けに標準化された統合的な計測データを提供するためのユニバーサルスタンダード作りのための取り組みです。
IASは2017年、独自に開発したモバイルアプリ計測用のSDKをIABに無償提供。同SDKはIAB管理のもとOM SDKとして世界中のモバイルアプリ事業者が利用可能となり、ビューアビリティ計測の拡大に貢献しています。
*IAB Technology Laboratory(IAB Tech Lab):
米国のインタラクティブ広告業界団体Interactive Advertising Bureau(IAB)が設立した、デジタルメディアとデジタル広告業界におけるグローバルな技術標準の確立と導入を促進するための国際的な研究・開発コンソーシアムです。
*Open Measurement Working Group:
IAB Tech Lab内に設置されたワーキンググループです。IASをはじめとしたデジタル業界関係者が協力して、より競争力のあるスケーラブルなデジタル広告ソリューションを開発するための技術開発と標準化を目指して設立されました。モバイルアプリ パブリッシャーがすべてのアドベリフィケーション ベンダーと広告主に対して必要な計測データを簡単に提供できることを目指して活動を続けています。
※本リリースは、2019年8月16日に米国にて発表されたプレスリリースの抄訳をもとにしています。