IAS、「コントロールパネル」の提供開始で、コンテクスト・ターゲティングのROIを強化
2022年5月18日 — デジタルメディア品質分野のグローバルリーダーであるIntegral Ad Science(ナスダック:IAS、本社:米国ニューヨーク、CEO:リサ・アッツシュナイダー / 日本オフィス:東京都千代田区、日本カントリーマネージャー:山口武、以下 IAS)は本日、当社のコンテクスト・コントロールをご利用中のお客様に新たな価値をもたらす、レポート作成とプランニングのためのツールを複数備えた「コントロールパネル」の提供開始を発表しました。お客様は IASのコンテクスト・ターゲティングが提供する価値と投資収益率(ROI)をより明確に把握できるようになります。
IAS の最高製品責任者であるトム・シャーマは、「新たなコントロールパネルを利用することで、広告主はターゲティングを用いた広告キャンペーンの戦略的なプランニング、アクティベーション、評価に基づく最適化を全てIAS Signal(管理画面)内で行えるようになります。これは、お客様の組織やクライアントがキャンペーンのKPIを達成しながら、自信を持って当社のコンテクスト・ターゲティングを活用できるようにするために、継続的に行っている取り組みの一環です」と述べています。
コントロールパネルは、以下のツールを提供します。
- コンテクスト・コントロール「セグメント・ カタログ」
400以上あるコンテクスト・コントロールの既存セグメント(ブロックおよびターゲティング)を一か所で簡単に見つけることができます。 - コンテクスト・ターゲティング 「レポーティング」
ターゲティング・セグメントの成果について、特にビューアビリティ、リーチ、プログラマティック配信結果に焦点を当てた洞察を提供します。 - コンテクスト・ターゲティング「プロファイル」
希望する全ターゲティング・セグメントを1つのプロファイルにまとめることができます。広告主は1つのセグメントIDで、簡単にDSP配信に適用できるようになります。
IASでは先日、世界中の広告主とパブリッシャー向けにコンテクスト・コントロールのソリューションを拡大し、デジタル広告が表示されるページコンテンツの文脈をより詳細に制御できるようにしました。広告主は、入札前にIASの400以上のコンテクスト・セグメントを活用し、望ましくないコンテンツをブロックしたり、キャンペーンに適したコンテンツにターゲットを絞ることができます。主要なDSP、Adelphic、Adform、Amobee、MediaMath、Xandr、Yahoo USなどがIASのコンテクスト・コントロールを統合し、広告主は購入する場所を問わず、当社のツールを容易に利用できるようになりました。
最近の事例では、OMDトルコが、自動車業界の繁忙期である第4四半期に、第三者のオーディエンス・ターゲティングを使用せずに、クライアントであるルノーの認知度を高め、成約率を上げることに挑戦しました。その結果、IASのコンテクスト・コントロール・ターゲティングは、クリック率53%増、コンバージョン率8.4%増、クリック単価3%改善など、ルノーのKPIを大幅に改善し、競合を凌駕する成果を残しています。