IAS、コネクテッドTV広告のリーダーPublicaを買収
パブリッシャー向け事業の次なる進化を加速し、アドレサブルなグローバルCTV広告プラットフォームを構築
デジタルメディアクオリティのグローバルリーダーであるIntegral Ad Science(本社:⽶国ニューヨーク、CEO:リサ・アッツシュナイダー / ⽇本オフィス:東京都千代⽥区、カントリーマネージャー:⼭⼝武、以下 IAS)は、本⽇、コネクテッドTV(CTV)広告プラットフォームのPublicaを2億2,000万⽶ドルの現⾦および株式で取得したことを発表しました。この買収によって、IASはCTV戦略を加速し、あらゆるCTVデバイスを通じてパブリッシャーの動画コンテンツ の収益化を⽀援すると同時に、広告主から強く求められるCTV広告在庫の透明性を提供する新たなツールを構築すること ができます。
今回の買収について、IASのCEOであるリサ・アッツシュナイダー(Lisa Utzschneider)は次のように述べています。「 CTVの視聴やプログラマティック広告は⾶躍的な成⻑を遂げています。IASはPublicaを取得することで成⻑をさらに加速 し、パブリッシャーがこのチャンスを活かして広告収益を拡⼤するためのツールを提供していきます。⾼度なデータとテ クノロジーがアドレサブルなCTV広告の未来を実現させます。 これにより動画パブリッシャーは収益が拡⼤できるよう になり、広告主には増加するCTV広告費に⾒合う成果が得られたのかについて、信頼できる測定⽅法を提供できる未来を が実現します。Publicaは実際に⾃社のプラットフォームを使⽤するパブリッシャーのCTV広告インベントリの収益を平 均30%向上させていることを報告しており、ベン・アンティア(Ben Antier)⽒率いるPublicaチームを迎え、⼀緒に⾰ 新的な⽅法でCTV広告の品質とインパクトを⾼めていけることをうれしく思います。」
eMarketerは広告主がCTVに投資する⾦額が今年、134億ドルを超え、2024年には247億ドルを突破すると予測していま す。業界をリードするPublicaのテクノロジープラットフォームと独⾃のデータ資産を取得することによって、IASはパブ リッシャーのビデオ番組の収益化を⽀援すると同時に、ブランド価値を損ねることのない適切なインベントリへの新たな アクセス⽅法を広告主に提供できるようになります。Publicaは、テレビ画⾯でストリーミング視聴者に卓越した広告体 験を提供し、サプライサイドプラットフォーム(SSP)と独⾃のCTV向けインベントリをつないで、パブリッシャーの収 益拡⼤を⽀援します。今回の買収によって、IASのCTV向けソリューションにPublicaのユニファイドオークションやオー バーザトップ(OTT)のヘッダー⼊札によるプログラマティックバイイング、オーディエンス管理、キャンペーン管理、 サーバーサイド広告挿⼊(SSAI)、アドポッドの⾃動化、⾼度なアナリティクスが加わります。それにより、現在提供 しているCTV向け機能は拡張され、業界初のCTV検証ソリューションとして、あらゆるアプリやプロバイダーのプログラマティックやダイレクトバイイングにおいて、グローバルな無効トラフィック(IVT)やビューアビリティを検証する業 界初のCTV向けベリフィケーションソリューションも提供されるようになります。IASは今後数カ⽉のうちに、Publicaの 既存のプラットフォームとCTVコンテンツデータによって強化された、ブランドセーフティと適合性に関する包括的ソリ ューションをCTVの広告主とパブリッシャー向けに導⼊する予定です。
Publicaの共同創業者兼CEOであるベン・アンティア(Ben Antier)は次のように述べています。「すでに視聴者はCTV へと移⾏し、かつてないほど多くの広告付きのコンテンツを視聴するようになっています。IASの⼀員として、Publicaは ブランドやパブリッシャーがより多くの広告費をCTVに割けるように、信頼できるプラットフォームを提供します。私た ちはデータドリブンなアプローチでCTV広告を変⾰して業界全体にメリットをもたらすと同時に、卓越したユーザー体験 を提供するというビジョンを共有しています。」
Publicaは毎⽉30億インプレッション以上の広告をCTVに配信しています。Publicaの買収によって、IASには数⼗年にわ たって業界をけん引する動画およびCTV広告製品を構築しながら世界最⼤級のパブリッシャーに成果をもたらしてきた経 験を持つ有能なチームが加わることになります。Publicaの共同創業者兼CEOのベン・アンティアはIASのCEOであるリ サ・アッツシュナイダー(Lisa Utzschneider)の直属となります。PublicaのブランドはIASの製品ポートフォリオの1つ となります。
契約条件および財務上の影響
契約条件に従い、IASはPublicaを総額2億2,000万ドルで取得し、このうち約75%を現⾦、約25%をIAS株式で⽀払いま す。この買収によって予想される財務⾒通しへの影響については、8⽉12⽇の2021年第2四半期決算発表の際に説明を⾏ う予定です。
Publicaについて
PublicaはコネクテッドTV(CTV)広告プラットフォームのリーディング企業として、放送事業者、TVメーカー、OTTア プリなど世界の多数の⼤⼿事業者と提携しています。Publicaは本社をカリフォルニア州パロアルトに置き、ユニファイ ドオークション、アドポッド管理、オーディエンス管理、サーバーサイド広告挿⼊(SSAI)等の主要ソリューションを 通じ、CTVインベントリ全体で収益を最⼤化できるソリューションをパブリッシャーに提供しています。Publicaは⽉間 30億インプレッション以上の広告をCTVに配信しており、Crunchyroll、E. W. Scripps、Fox、IGN、MLB、Philo、Samsung、 ViacomCBS、XUMOを始めとする⼀流ブランドのために質の⾼い広告体験を提供しています。詳細については https://getpublica.com/ をご覧ください。
将来の⾒通しに関する記述
本プレスリリースには「将来の⾒通しに関する記述」が含まれています。将来の⾒通しに関する記述には、この買収によ ってIASの製品・サービスや事業、2021年以降のIASの業績およびPublicaの業績にもたらされることが期待される利点や 利益、に関する記述が含まれます。将来の⾒通しに関する記述は既知および未知のリスクおよび不確実性を伴い、その多 くはIASがコントロールできないものである可能性があります。本プレスリリースに掲載されている将来の⾒通しに関す る情報は、将来のできごとを保証するものではなく、実際のできごとは、本プレスリリースに含まれる将来の⾒通しに関 する情報に記載または⽰唆されている内容と⼤きく異なる可能性があります。また、将来の⾒通しに関する記述は、⼀般 的に、「かも知れない」「予定する」「求める」「するだろう」「期待する」「意図する」「推測する」「予測する」「 信じる」「継続する」といった将来の⾒通しに関して⽤いられる⾔葉やこれらを否定する⾔葉、およびこれらに類似する ⾔葉によって特定することができます。ここで提供される将来の⾒通しに関する情報はすべて本プレスリリースの⽇付時 点で作成されたものであって、IASは前提条件の変更や予期せぬできごとの発⽣などを反映して、将来の⾒通しに関する 情報を更新または修正する義務を負うものではありません。