IAS、ブランドセーフティと適合性の計測を拡大し、誤報に関するレポートを追加
世界的なメディア計測と最適化のプラットフォームを提供するIntegral Ad Science(本社:米国ニューヨーク、CEO:リサ・アッツシュナイダー / 日本オフィス:東京都千代田区、以下 IAS)は本日、ブランドセーフティ・適合性の計測ソリューションを拡張し、Facebook と Instagram のフィードとリールにおける誤報のGARM(Global Alliance for Responsible Media)カテゴリを追加したことを発表しました。
Facebook と Instagram ではすでに、第三者ファクトチェッカーにより誤った情報と判定されたコンテンツやポリシー違反コンテンツと一緒に広告が掲載されないように制御しています。しかし、広告主は広告が表示される投稿やコンテンツを、より管理できることを望んでいます。
IASのツールは、自社広告がGARMのフレームワークで定義された不適切な可能性のあるコンテンツと一緒に掲載されていないかを広告主自身で確認できる機能を提供しています。今回の機能拡張により、広告主は広告が誤報と一緒に掲載された場合も確認できるようになります。
IASのAI駆動型 Total Media Quality(TMQ)製品には、画像、音声、テキスト信号とフレーム単位の包括的な動画解析と組み合わせて、フィード内のコンテンツを正確に分類するブランドセーフティと適合性の計測技術が含まれています。TMQは、広告主のキャンペーンがブランドに適したコンテンツに隣接して展開されていることをさらに保証します。
IASのCEO、 リサ・アッツシュナイダーは、次のように述べています。
「私たちはTMQソリューションを進化させ、マーケティング担当者がブランドに対する評価をよりコントロールできるようにする誤報のGARMカテゴリを、今年の米国選挙を前に提供開始できたことを嬉しく思っています。私たちは常に革新を続け、Meta のような世界最大のプラットフォームとのパートナーシップを構築し、お客様にさらなる確信とIAS のデータとテクノロジーを通じた優れた結果を提供しています。」
Metaは、誤報に対する包括的なポリシーとアプローチを持ち、差し迫った身体的危害のリスクに直接寄与する可能性が高い誤報を削除し、世界最大の第三者ファクトチェックネットワークと提携して、その他の誤報にもラベル付けをし、誤報の流通を削減しています。誤報と認定されたコンテンツやMetaのポリシーに違反するコンテンツの隣には、広告が表示されることはありません。IASは、GARMが定義する誤情報のカテゴリに抵触、または関連するコンテンツの隣に広告が表示されていないかどうかを測定します。
IASは、GARMのブランドセーフティ・適当性のフレームワークに則ってコンテンツを分類し、レポートを提供することで、広告主はMeta広告の適合性設定を調整することができます。IASが提供するコンテンツレベルのレポートにより、広告主は、広告が隣接して掲載されているテーマやコンテンツの全体像を正確に把握し、自社にとって望ましいリスク設定に基づいてキャンペーンを展開することができます。
IASはまた、FacebookとInstagramのフィードとリールにおいて、以下のような広告主向けの新機能を発表しました:
- コンテンツレベルの透明性を拡大:IAS Signal(管理画面)は、広告主がデジタルキャンペーンを容易に管理するために必要なデータと洞察を提供する統合レポーティングプラットフォームで、FacebookとInstagramのフィードとリール上で広告主の広告に隣接して表示されるすべての対象コンテンツについて、GARMフレームワークに沿った、強化されたコンテンツレベルのレポーティングを提供します。
- より使いやすく、シンプルに: 広告主は、使いやすいビジュアルにアクセスして、キャンペーンがどのようにGARMフレームワークに照らして実行されているかを理解し、必要に応じて適合性コントロールを検証、調整できるようになりました。
- レポート機能の強化: IAS Signalでは、広告主がブランドセーフティと適合性のパフォーマンスを時系列で視覚的に確認できるようになり、戦略を調整した効果を明確に把握できるようになりました。この機能により、広告主は変更がもたらす影響をピンポイントで把握し、ブランドとの整合性とキャンペーン結果を正確に最適化することができます。
IASでは今年2月、Metaとの連携により、AIを活用したTotal Media Quality(TMQ)のブランドセーフティ・適合性計測が Facebook と Instagram のフィードとリールにおいてご利用可能になり、広告主に業界をリードする高度な計測の更なるカバレッジを提供したことを発表しました。