《報道関係者からのお問い合わせ先》
Integral Ad Science Japan株式会社
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-2
日比谷三井タワー12F
広報担当:吉井
jppr@integralads.com
【シンガポール発 – 2021年3月4日】インターネット広告の計測と効率化を実現するアドベリフィケーション・ソリューションのグローバルリーダー Integral Ad Science(本社:米国ニューヨーク、CEO:リサ・アッツシュナイダー / 日本オフィス:東京都千代田区、以下 IAS)は、本日、日本、シンガポール、インドネシア、オーストラリアの2,000人以上の消費者を対象にした新しい調査研究 「The Power of Context in APAC」 を発表しました。日本を対象とした日本版のほか、オーストラリア、シンガポール、インドネシア版をそれぞれ無料で公開します。本レポートでは、オンラインコンテンツと広告のコンテキスト関連性が消費者の広告認知や受容性に与える影響力について分析しています。
The Power of Context 日本版レポートダウンロード:https://stagingias.wpengine.com/jp/insider/power-of-context-jp-consumer-research/
調査対象者の圧倒的多数(インドネシアでは96%、シンガポール91%、オーストラリア86%、日本75%)が、デジタル広告が似たような文脈のオンラインコンテンツ上に表示されることを好むことが分かりました。消費者は、閲覧するオンラインコンテンツに関連性の高い広告に、より高い価値を見出しています。関連性の高い広告は記憶に残りやすいだけでなく、ブランドに対する好感度を引き上げる可能性も高いことが分かりました。
消費者はコンテキスト上の関連性の高さだけを好むわけではないことも分かりました。広告の認知や受容性も、コンテンツの影響を受けています。シンガポールとインドネシアでは10人中9人、日本とオーストラリアでは10人中7人の消費者が、広告の受け止め方が周囲のコンテンツの影響を受けていると答えています。
調査では異なる業界に関連した記事を対象者に閲覧してもらい、どの業界の広告が最も適しているかを回答してもらいました。結果、全ての業界で消費者は常にコンテキスト関連性の高い広告を好むという一貫した傾向が見られました。日本では90%、オーストラリアでは86%、シンガポールでは82%、そしてインドネシアでは76%が、エンターテインメントの記事と一緒に見たいものにエンターテインメントの広告を選びました。同様の傾向は調査した全ての業界で観察されました。
今回の IAS の調査で、広告が表示されるコンテンツ環境の質が、広告やブランド認知に影響を与えることがまたしても示されました。APAC の4カ国を対象としたリサーチでは、コンテキスト(文脈)に沿った広告が、消費者に起こる瞬間的で反射的な反応を超えて、ブランド想起や好感度を形成する一要因となり、消費者に長期的な影響を与えることを明確に示しています。
コンテキストに基づくターゲティングは、2021年の今年、特に大きな可能性を秘めています。コンテキストが広告やブランドに対する消費者の認識にどのように影響するかを理解することは、長期的な消費者のアテンションを獲得し、エンゲージする上で非常に重要です。
マーケティング担当者にとって、様々な情報とノイズに満ちたインターネット空間で消費者の注目を集め、広告を見た結果としてのアクションを促すためには、コンテキスト関連性への深い理解が不可欠です。