【メディア掲載】IASのメディアクオリティ レポート2020年下半期版の内容と山口のコメントが Campaing Japan で公開されました
広告詐欺、日本は世界最悪レベル:IAS調査
アドフラウド(広告詐欺)は世界的に減少傾向にあるものの、日本では増加 −− インテグラル・アド・サイエンス(IAS)社の調査で、日本のデジタル環境の不備が浮き彫りになった。
「日本のデジタル広告予算は世界のトップクラスです。広告予算の縮小傾向が目立った昨年も成長を続け、テレビや雑誌を大きく引き離す結果となった。残念なことに、成長を続ける市場が不正業者にとっても魅力的なものになってしまった」 では、なぜ日本ではこうしたアドフラウドが防げないのか。「例えば、世界一のデジタル広告予算規模を持つ米国のアドフラウド率は日本の約半分。アドフラウドから広告予算を守る最も効果的な手法はアドベリフィケーションの活用ですが、日本ではその導入率が1割を下回る。逆に、欧米のトップ企業の導入率は95%以上。『守り』がしっかりしていると言えるでしょう」 「CPC(クリック単価)やCPM (インプレッション単価)といった広告取引の単価効率を重視することは、概念として間違っていません。ただし、インプレッションの質を無視して効率を追求すると、単純に『安く、多く』の買い方になってしまう。結果的にアドフラウドや、粗悪な広告配信面が増えてしまうのです」 「日本でもブランドリスクの問題が注目され、3年ほど前から配信を限定する対策が多く取られるようになった。ただし極端に配信候補を絞り、かつ単価効率を抑えたことでドメイン偽装による不正インプレッションが増えてしまったことも事実」
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