コンテキスト機能により、クリックスルー率が最大120%向上し、クリック単価が最大36%改善

【2021年12月6日、東京】デジタルメディア品質分野のグローバルリーダーであるIntegral Ad Science（ナスダック：IAS）は本日、世界中の広告主と出版社に向けて、ブランド適合性ソリューション「Context Control」の拡張を発表しました。これによりデジタル広告配置のコンテキストをより一層強力にコントロールできるようになりました。

IAS CEO リサ・アッツシュナイダー（Lisa Utzshcneider） コメント：
当社は、お客様のターゲティング戦略の変革を支援するためにContext Controlを立ち上げました。そして、今後のCookieレス時代に対応すべく、準備はできています。広告主はキャンペーンをカスタマイズする必要があり、一方で出版社は収益化を推進する必要があります。双方から大きな反響があったこのContext Controlの成功を基にして、今後も、コンテキストターゲティングにおける問題を解決するために、さらに多くの価値とテクノロジーを提供し続けていきます。

IASの最新のメディアクオリティレポートによると、ブランドリスクは依然として世界的な課題となっており、多くのプログラマティックバイヤーが、これらの問題に対処するためにトップクラスのDSPでContext Controlをアクティブ化しています。広告主は、IASが提供する300以上のコンテクスチュアルセグメントを入札前に活用することで、望ましくないコンテンツを回避したり、キャンペーンに適したコンテンツにターゲットを絞ることができるようになりました。Adelphic、Adform、Amobee、MediaMath、Yahoo、Xandrなどの主要DSPにContext Controlが統合されたことで、広告主はどこで購入しても、これらのツールをすぐに利用することができます。Context Controlをアクティブ化することで、ブロック率が大幅に減少し、クリック単価が36%、顧客獲得単価が19%減少しました。

現在、IASはContext Control Optimizationも世界中の出版社に向けて提供しています。出版社は、IASと連携することで、コンテキストの設定を広告主のブランド適合性ニーズに合わせることで、売上の可能性を最大化することができます。出版社は、Context Controlセグメントを広告サーバー内で直接アクティブ化して、コンテキストに関連したコンテンツを回避したりターゲットすることが可能になりました。これは、出版社が利用できる既存のスマートインベントリー分類およびパッケージング機能に基づいて構築されています。出版社は、この機能を利用することで在庫の収益率を大幅に改善することができます。最近のアクティブ化では、CPMが20%改善し、クリックスルー率の増加は120%に達しています。

Insider　Head of Ad Operations　Leigh Horton氏 コメント：
Context Control Optimizationは、当社のインベントリーを分類し、より優れたコンテキストターゲティングのオプションをブランドに提供する非常に効果的なツールであることが実証されています。IASと連携することで、広告主がキャンペーン全体のコンテンツの適合性をより強力にコントロールできるようになり、広告主のKPIを達成できるようになりました。 

Integral Ad Scienceについて 
Integral Ad Science（IAS）は、デジタルメディアの品質向上において世界をリードする企業です。1回1回の広告表示を有効活用し、実際の人間が安全かつ適切な環境で視聴できる広告の実現、コンテキストターゲティングの活性化、供給経路の最適化に取り組んでいます。IASの使命は、世界トップクラスのブランド、パブリッシャー、プラットフォームが利用する、デジタルメディア品質の信頼性と透明性の世界的な基準となることです。IASは、データに基づいたテクノロジー、実行可能なリアルタイムの情報と知見により、これを実現します。2009年の設立以来、ニューヨークに本社を構え、世界中で何千社もの有数の広告主やパブリッシャーと協力しています。詳しくは、https://stagingias.wpengine.com/jp/をご覧ください。