
IASは今年も、YouGov社との共同で、デジタル広告業界のトレンドや動向を深く掘り下げる調査「The 2025 Industry Pulse」を実施しました。
日本のデジタル広告業界の専門家216名への調査結果から、2025年におけるデジタル広告業界の優先順位、ビジネス機会と課題、AIがもたらす新たな脅威に対する意識が明らかになりました。
2025年のデジタル広告業界予測の一部:
2025年の優先メディア、第一位は「デジタル動画」
・日本のメディア専門家が選ぶ最優先メディアは、昨年と同じく「デジタル動画(51%)」、次いで「ソーシャルメディア(42%)」。ソーシャルメディアにおけるデジタル動画の出稿が拡大しており、今後ますます両環境の結びつきが深まることが予想
・最もイノベーションの可能性を秘めたメディアの第一位も「デジタル動画」(49%)。期待が高い一方で、広告在庫量の増加に伴い高まる、アドフラウド(72%)とブランドリスク(72%)への懸念も
・デジタル動画キャンペーンのパフォーマンス評価においては、71%の専門家が「アテンション計測」の役割を重要視
広告主の戦略は「ブランドセーフティ」から「ブランドスータビリティ」へと進化
・専門家らが優先するデジタル広告の取り組み第一位は「ブランドスータビリティ(適合性)」(55%)。昨年トップの「責任あるメディアへの投資」が第二位に
・広告主と広告代理店が懸念する最大の課題は「危険なコンテンツやフェイクニュース、誤情報と一緒に配信される広告」(42%)
AIがもたらす脅威に対抗するソリューション
・生成AIの進化/普及に伴い、ディープフェイクが新たな脅威として加わり、71%の専門家が「ディープフェイクに隣接した広告表示を防ぐには、第三者による検証が重要になる」と認識
・また58%の専門家が、「生成AIによりMFAサイトの作成が容易になり、これらのサイトにおける広告の計測と回避の必要性が加速する」と認識
2025年の戦略に役立つより詳細な結果を【The 2025 Industry Pulse 日本版】でご確認ください!