
計測できていない?!
よくある2つの原因。設定は完璧ですか?
IASでは、皆さんの組織やクライアントが、広告キャンペーンの戦略的なプランニング、
評価に基づく最適化を自信を持って行い、キャンペーンのKPIを達成できるよう、
IAS Singal(管理画面 )の機能拡張や計測対象の拡張を継続して行っています。
今月5月には、コンテクスト・コントロール&コンテクスト・ターゲティングの
活用と作業効率を高める「Control Panel」のリリースや、
広告の供給経路の品質を確認して、速やかにコストパフォーマンスの高いメディアへと
最適化できる業界初のQPOソリューション「Total Visibiltiy」を公開しました。
これらの機能をお使いいただくと、最小の手間で、
Quality Impression(価値のあるインプレッション)を生む高ROIキャンペーンを目指すことが出来ます。
しかし、当然ながらこれらの基礎になるのは、そもそも・・・
デジタル広告の配信状況が「計測できている」「データが取得できている」という状態が必要です。
IASを既にご利用の方は、そんなの当たり前!とお思いになるかもしれませんが、
設定を済ませアドベリ指標を計測しているつもりだったのに、
2,3ヶ月後に蓋を開けたら管理画面に数値が反映されておらず、
IASにご連絡いただいて初めて計測漏れが発覚するケースも、実は少なくないのです。
全ての改善&最適化は、広告が本当に適切に表示されているか、
データを計測するところから始まります。
今日は、すぐに確認&防止できる【アドベリ指標が計測できていない2大原因】をご紹介します。
例えば、自社での広告運用担当者が変わったり、運用代理店が変わった際などは要注意!!
今一度、管理画面や設定をご確認ください。
アドベリ指標が計測できていない2大原因
- よくある原因1 「タグ設定を忘れている」
GDN、YDA、TTD、TikTok・・・など、広告入稿のたびにまずは計測タグの設定が必要です。
広告の効果測定に必要なタグをIAS の JavaScript で包み込む処理のことを「ラッピング」と呼び、
このラッピングされたタグが広告配信前に呼び出されることで、
配信対象ページの解析が行われ、各指標を計測し管理画面に反映することができます。
今までは正しく行っていたのに、
担当者がフローが変わった際に漏れてしまうケースが多いようです。
なお、手動でラッピングする手間は、デジタル広告検証にとっての最大の悩みの一つですが、
タグのラッピングを自動化し、作業時間を数秒に短縮するソリューションもあります。
例えば、IASがGoogleと開発した「Automated Tag(自動タグ)」を使うと、
Google キャンペーン マネージャー360 内で管理する動画広告とディスプレイ広告に
おけるタグラッピングを自動化し、管理を管理を一元化。
変更の度に必要だった再入稿や連絡メールのやりとりなどが全て不要になります。
- よくある原因2 「計測に必要な申請や、自分で行うべき設定が漏れている」
よくある2つ目のケースは「計測に必要な申請や設定が漏れている」です。
その中で最も多く発生しているのは、
動画配信プラットフォーム YouTubeの計測に関わる申請&設定漏れです。
YouTubeキャンペーンの検証ニーズは利用者の規模の拡大に相まって日々高まっていますが、
設定ができていないばかりに、検証ができていなかったというケースも多発しています。
YouTubeキャンペーンの測定開始するには、2段階の作業を完了する必要があります。
特に2番目の設定の有効化を忘れてしまう方が多く見受けられます。
2まで完了していないと計測が開始されませんので、今一度広告の管理画面をご確認ください!
- Google側に第三者測定の「アカウント設定」をリクエストする
YouTubeキャンペーンでの計測を開始するには、まずGoogle広告のサポートチームに
「このアカウントでIASでの計測を実施するので設定してください」という申請が必要です。
この申請により、アカウントレベルでの計測が有効化されます。 - 測定したいキャンペーンを「自分で有効化」する
さらに、キャンペーンを作成した後に、各キャンペーンの「第三者による測定」設定を
自分で有効化する必要があります。
*YouTubeキャンペーンの第三者検証の設定手順はこちらで確認できます。
計測設定に不安の残る方は、今すぐIAS担当者までお問合せください。
アドベリ指標を確実に計測し、本当に届けたい人に届く広告の最適化に向けるために、
新たな機能を使いこなしていきましょう。
なお、IASご利用の方に公開している計測可否一覧表には掲載されていない媒体でも、
お問合せいただければ、IASでの媒体検証を経て、計測できるようになるケースもあります。
ご利用を希望するプラットフォームがあれば、こちらもどうぞお気軽にお問合せください。