テレビ広告の世界では、プライムタイムのCM枠を購入すれば、どの番組に、いつ、どのような環境で広告が配信されるのかを正確に把握できるのが当たり前でした。
しかし、視聴者がコネクテッドTV(CTV)へ移行し、現在では米国のテレビ視聴時間の約半分を占めるようになる中、その透明性は失われつつあります。広告主やメディアバイヤーは、実際に広告がどのコンテンツに配信されているのか十分に把握できないまま、複雑で断片化されたCTV市場で広告枠を購入せざるを得ない状況にあります。そして、この透明性の欠如は単なるレポート上の問題ではなく、広告投資対効果(ROI)にも直接影響を与えています。
こうした課題を解決するため、IASは「IAS Total TV」を発表しました。IAS Total TVは、ストリーミングTVの世界にリニアTVと同等の透明性と説明責任をもたらすことを目的とした、CTV向けの包括的なソリューション群です。
CTVの透明性ギャップを解消
IASは業界主要プレイヤーとの連携を通じて、Disney、NBCUniversal、Paramount、Prime Video、さらにPublicaを利用するパブリッシャーにおいて、番組、ジャンル、レーティングレベルの透明性を提供します。これにより広告主は、自社広告がどのようなコンテンツ環境で配信されているのかをより詳細に把握できるようになります。
また、IAS Total TVはコンテンツインサイト、メディア品質データ、サプライパス情報、成果指標をIAS Signal上(管理画面)で統合的に可視化します。広告主は、自社のプレミアム広告予算が本当に質の高いコンテンツ環境に投下されているかを確認できます。
IAS Total TVで実現できること
- コンテンツレベルの透明性
番組、プログラム、ジャンル、レーティング、言語などのデータをリアルタイムで計測し、広告配信先をより詳細に把握できます。 - メディア品質の検証
デバイスタイプ、ビューアビリティ、不正トラフィック(IVT)などを第三者機関として検証し、無駄な広告費の発生を防ぎます。 - ワークフローの効率化
チャネルを横断したブランド適合性の管理を可能にし、デジタル動画広告への投資価値を最大化します。 - 成果との接続
質の高いリーチやコンバージョン増分など、CTV広告がビジネス成果にどのようにつながっているかを測定できます。
今後の展望
IASは今後、より多くのグローバルパブリッシャーとの連携を進め、コンテンツレベルの透明性を世界中の市場へ拡大していく予定です。また、コンテンツデータを活用したCTV向けのプリビッド最適化や、メディア品質シグナルとビジネス成果を結び付ける新たな計測機能の提供も計画しています。
IAS Total TVの目標はシンプルです。
CTV広告にも、これまでリニアTVで当たり前だった透明性と説明責任を提供すること。そして広告主が、より高い確信を持ってCTVへ投資できる環境を実現することです。
詳細については、IAS担当者にぜひお問合せください。
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