デジタル広告で発生する二酸化炭素量の計測で
環境に向けた第一歩を
IASでは、持続可能な社会の実現に取り組む2社のサステナビリティ企業、Scope3とGood Loopと協力し、デジタル広告配信にかかる二酸化炭素排出量の計測を開始いたしました。
温室効果ガス排出の大半を占める「エネルギー起源のCO2排出量*」は年々増加しており、国別CO2排出量シェアでは、日本は、中国、アメリカ、インド、ロシアに続き、全体の約3%を占める世界第5位の排出国となっています。
(*エネルギー起源のCO2排出量:発電、運輸、および産業、家庭での加熱など、化石燃料をエネルギー源として使用する際に発生する二酸化炭素)
また、世界的に、消費者の間でサステナビリティへの問題意識がかつてないほどに高まっています。eMarketerの調査によると、米国では消費者の78%が、企業の環境に対する取り組みが、その企業の商品を購入するかの意思決定に影響を与えると回答しています。
これからの時代、企業による環境への取り組みは、ますます企業イメージや消費者との信頼関係構築に影響を与えていくでしょう。広告主/ブランドは、デジタル広告キャンペーンにおいても環境への影響を把握し、対策を行う必要があります。
持続可能性に向けた取り組み
初めの一歩は「炭素排出量の計測」
IASをご利用の広告主は、追加タグ設定不要の簡単な手順で、IASの管理画面からキャンペーン毎の炭素排出量を、他のアドベリ指標と一緒に確認することができます。
IASとScope3 / Good Loopが提供する、炭素排出量レポートにより、自社が展開するデジタル広告キャンペーンが環境に与えている影響を詳細に把握し、そのデータを、二酸化炭素排出力削減に向けたアクションに繋げることができます。
- ディスプレイ広告と動画広告の二酸化炭素炭素排出量(ウェブ、アプリ)をキャンペーン毎に計測できます
- 計測したデータは、IAS Signal(管理画面)のレポートビルダーで日次確認できます
例えば、二酸化炭素排出量を計測した結果からパフォーマンスの低いパートナーを特定、それらを最適化することで、自社デジタル広告キャンペーンが環境に与える影響を軽減することができます。
デジタル広告の計測から繋がる
環境への取り組み例
- 二酸化炭素排出量とパフォーマンスのバランスから、効果の低いメディアパートナーを特定し、広告費を最適化することで、二酸化炭素排出量を削減
- 二酸化炭素排出量の高いクリエイティブやサイズを特定し、最適化することで環境負担のないキャンペーンを実施
IASは、アクションに繋がる実用的な二酸化炭素排出量データの提供で、ブランドの環境保護を強化します。
レポートの詳細や事例、計測開始の手順など、
詳しくは、IASの担当者にお問い合わせください。