Googleがサードパーティクッキーを廃止:デジタル広告業界は崩壊するのか?
Google は、2年後の2022年にサードパーティクッキーの Chrome 上での利用を廃止する計画を発表しました。Google の Privacy Sandbox と呼ばれるオープンソース・イニシアチブの一環で、ユーザーが求めるプライバシーの一層の保護、つまり個人情報の利用に関する選択権と制御、そして透明性を実現するための取り組みのひとつです。 Chrome エンジニアリングのディレクター、Justin Schuh氏はブログで「webエコシステムは、これらの世級の高まりに対応するために進化する必要があることは明らか」と述べています。来る2月には Chrome での安全ではないクロスサイトトラッキングは制限されます。 また、Google は、トラッキングの隠匿や回避策を検出、軽減するため、こうした欺瞞的で親友的な手法を抑止するためのアンチ・フィンガープリント技術を開発しています。Chrome は2020年後半にはこれらの対策をスタートさせる予定です。