ブランドに適合した環境づくり:IASとYouTubeの取り組み
先月、YouTube 動画におけるブランドセーフティと適合性の課題に対し、新たな一石を投じるニュースが報道されました。「気候変動に関して事実とは異なる情報を含んだ YouTube 動画で、108社のブランド広告が表示された」というものです。この調査を実施し、注意を呼び掛けたのは、環境問題に取り組む非営利団体の Avaaz。該当するブランドには、さまざまな業界の有名ブランドのほか、グリーンピースや世界自然保護基金といった環境・自然保護団体も含まれていたことも指摘されました。動画の再生回数は計2,110万回に上り、「気候変動」や「地球温暖化」のほか、「気候操作」(有名な陰謀論の1つ)といったキーワードの検索結果として表示されていた可能性があります。